図工は嫌いだけど(プラコップわなげ)
ここに居たくて居る人は少ないであろう「小さいひとたち」と工作。
(コロナが落ち着いてきているので、ひと月に1度の依頼が10月から再開。)
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それぞれ、(私ががそうだったように)自分が「ちいさいひと」だとは思っていない(と思う)ので
私はそれぞれの人を「経験が足りないだけのひと」と思って接する。
配られた材料で全く違うものを作っても、作らなくても、怒らない。
(「スゴーーーイ!!!!!」と思うし、たぶん言う。私は材料の準備はいくらでもするけれど、「やる気」だけは用意してあげられないしね。)
材料を雑に扱って「新しいのが欲しい」と言っても、なるべくあげないのは
私が少しは大人だからだろう。
今回も、私は小さいひとたちが作るものに感動したし尊敬したし嫉妬した。
・作らずに私の見本作品で遊び続けたひとに「これは私のだから返して。材料があるのだから作ったら?」と言ったら、すてきに色塗りをして、帰りのあいさつまで遊び続けて「1回それ(作品)置こうか」と先生に言われているのが面白かった。たくさん遊んでくれてありがとう。
・「間違えたから新しい材料をくれ(意)」と言った人に「どうにかしてその材料を使う方法を考えて」と言ったら、私が考えないようなやり方を実行したひとがいた。あぁスゴイ。
・「図工は嫌いだけど、かぼす♪せんせーの工作は好き」と言ってもらって、私は天にも昇るような気持ちになった。
(私は「先生」と呼ばれることがあるが、先生ではない。私に対する「先生」という言葉は、呼ぶための記号だ。)
(他にもたくさんある。私が大きい声で絶賛して写真を撮ったりするので、みなさんがんばったのね。写真をインターネットの海に流すことが出来ないんだけども。ふふ。)
あの。みなさん、私と遊んでくださってありがとう。
来月も、よかったら遊んでください。
2017.06.11