(2021.09.21)
放ったらかしでジャングルの庭に、何故かイナゴがいた。
(庭から数十メートルに田んぼがあるが、庭は田んぼに面していない。)
そこから、「イナゴ熱」が高まった。
「イナゴを捕まえて、食べてみたい!」
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(2021.10.05)
うちから徒歩数分の買い物に行く途中の田んぼで、「くれそんさん(友人?)」とイナゴ捕りをした。
くれそんさんは虫が苦手なのに
半長靴をはいて、亡きお父さん直伝のイナゴ袋持参で来た。
稲アレルギーか何からしく手袋二重。
(そうまでしてつき合ってくれなくてもいいのに。)
くれそんさんは、田んぼにずいずい入って、もりもりイナゴを捕った。
くれそんさんは「懐かしい~」などと言っていたが
私はイナゴの名前と姿が一致したのが数年前だ。
「懐かしい」なんて、ウラヤマシ過ぎる。
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ふたりでひとしきりイナゴ捕りをして
くれそんさんは取ったイナゴを袋ごとくれた。
(虫が苦手だからね。)
私のと合わせて50匹ぐらいだった。
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くれそんさんのおうちでイナゴが好きだったのはお父さんだけだったらしく、「どうやって調理したか?」は分からなかった。
ので、インターネットで調べて
・素揚げ
・佃煮
・粉にして味噌汁に
という風にしていただいた。
<感想>
「特にそんなに美味しいものではないけれど、捕るのも調理も楽しかったので、来年もイナゴ捕りをしたい。」
<来年に向けてのメモ>
「イナゴ袋の口につけるのは、内側がつるつるしているもので、イナゴが上がれない長さ。」
「捕ってから1日から1.5日涼しいところに置いて生かしておく。熱湯で殺す。」
「素揚げと佃煮は後ろ足と翅が無いほうがいい」
「熱湯で殺しただけのイナゴの翅と後ろ足を取るのは難しい」
「佃煮と粉は、殺してから天日で乾かしてから調理?」
「イナゴの粉は、イナゴ本体と後ろ足。電子レンジでカリカリにしてすり鉢。しみじみ美味しいからまた作る」
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くれそんさんに
「来年もつき合ってね」と言った。
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家族(成人の子どもたち)にイナゴ捕りの話をしたら
「くれそんさんは心の友だから大事にしないといけないよ」みたいなことを言われた。
大事も何も、年に1~2回しか連絡しないし会わないんだけど。
うん。
とても大事に思っているんだ。