鮎(川の味)
川で釣った鮎をいただいた。
くださった人はダンナが魚を食べないのを知っているので、4匹。
(貴重品具合が分かるので、くださったことがうれしい。)
(貴重品具合が分かるので、くださったことがうれしい。)
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あんまりきれいなので、子どもたちを呼んで
「見なさい。」
と言った。
(2人しかいなかったけど。)
「見なさい。」
と言った。
(2人しかいなかったけど。)
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インターネットで鮎料理を検索して
やっぱり塩焼きだろう、と。
やっぱり塩焼きだろう、と。
ポンカン(息子)に
「内臓どうする?」
と聞いたら
「内臓どうする?」
と聞いたら
「取らなくていいんじゃね?」
と言ったので取らずに。
と言ったので取らずに。
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大興奮で鮎の塩焼きをいただいた。
(ポンカンは毛だらけなのに、味覚はお子ちゃまだった。)
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お子ちゃまな舌をもつポンカン。
(ぷぷぷ~。)
(ぷぷぷ~。)
「川の味がする。」
と言った。
「川の水の味がする。」
と。
と。
なんだかどきりとした。
(ポンカン、いい舌をもっている。)
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川に潜りたい。
魚と一緒に泳ぎたい。
(海でもいい。)
魚と一緒に泳ぎたい。
(海でもいい。)
水の中にはたくさんの生きものがいるのはたぶん当たり前のことだけど
私はいまだに理解出来なくて。
私はいまだに理解出来なくて。
(私は街中で育った。)
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(古い水彩絵の具のパレットを捨ててしまったので)
紙に描いた絵をパソコンで色を塗ろうと思ったが
アウトラインを太くなぞったところで息絶えた。
紙に描いた絵をパソコンで色を塗ろうと思ったが
アウトラインを太くなぞったところで息絶えた。
パソコンで絵を描くって
2人羽織りをしているかんじだな。
2人羽織りをしているかんじだな。