あほたれ報告

地味なオバハンです。流行の最先端は自分で決めます。(ウソです。流行に疎いだけです。)生活に役立つことは・・・、あ~、無理です。

お父さんのステーキ

先週末、ひざの手術をした母の見舞いに、ひとりで帰省。

母は思ったより元気で
歩行器を使ってすたすた歩くところを見せびらかしたり
看護婦さんに撮ってもらったという30何針かの傷の携帯写真を、家族みんなにに送ったりしていた。
(しあわせなおばあさんだ。)

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私は、母がいない家でひとりの父の世話?をしようと思っていたが
父は私の食事の心配をしているようだったので
「お父さん、いつも何食べてるの?そう。私もそれ食べたい。」
と。

父は自分でステーキ肉を買ってきて焼いて食べているというので
ご馳走になった。

つけ合わせにタマネギとジャガイモ。
(やるなぁ。)
(なんかね、美味しかった。)


いつもは半分であろうリンゴを私の分もむいてくれたり
毎朝飲む(食べる)「グレープフルーツをミキサーにかけたヤツにヨーグルト」を
私にも作ってくれたり。

外食もあったけど、私は食事のしたくをしなかった。
(母に言ったら怒られる~。)

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私は昔から、「変人(だと思う)」の父と相性がいい。と思う。

子供のころ、父とふたりでよく出かけた。
モナリザも、パンダも、サマーランドも、何故か父とふたりで行った。

今の実家に住むようになって(中学生以降)
NHKの放送技術研究所(だと思う)にバスで出かけたのも
国際見本市で何かの催しを見に行ったのも(何度か行ったな)
築地でお寿司を食べたのも
父とふたりだった。

弟がふたりいるのに。
(弟は弟で、父と同じ時間をすごしていたのだろうか。)

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今回の帰省で、父とだけに向き合う時間がうれしかった。
「お父さんのステーキ」という、家族誰も食べたことが無いであろうご馳走を食べることが出来て
こっそりと自慢だよ。

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足が痛い母が退院してきて困らないように、片づけをしたかったが
あまり出来なかった。

片づけで出てきた父が作った梅酒を「持っていけば?」と言われたけれど
新幹線で持っていくには重いのでやめた。
(お正月に家族と車で帰ったらもらうよ。)


あのねお父さん。

前にもらった梅酒ね
何故か持っていたくて飲まずにいるんだよ。