(2009.09.撮影)
子どもの
通知表や、かわいい答えのテストや、お習字や、印刷物や
ほとんど無いけど晴れがましいことを
ほとんど無いけど晴れがましいことを
背が厚めの40ポケットのクリアファイルブックに突っ込んで
(もちろん40枚では済まないので、ひとつのポケットに数枚入れて。)
(もちろん40枚では済まないので、ひとつのポケットに数枚入れて。)
ある年齢になったら(私がファイルを持つのに飽きたら)、子どもに渡している。
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子ども関係の紙モノはアホ多い。
書いた文字のひとつひとつがかわい過ぎる。
(親馬鹿。)
書いた文字のひとつひとつがかわい過ぎる。
(親馬鹿。)
9年間で厚さ数センチなどというのは、「ほぼ全部捨てた」に等しい量。
(愛が足りなくてごめんね。)
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このたび、最後の1冊が私の手を離れた。
(ヤッホ~。)
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分厚くてごめん。あなたに関するモノをこれだけ取っておいたよ。
私はもう要らないから、これからはあなたが持っていてね。
私はこのファイルについて何も言わないから
要らないものを抜いて、捨てていいよ。
(ファイルごと捨てても、文句は言わないよ。)
要らないものを抜いて、捨てていいよ。
(ファイルごと捨てても、文句は言わないよ。)
(何か言いたくなりそうだから、渡したファイルは見ない。)
(見ないけど、「アレ」だけは持っていて欲しいなぁ。)
(「アレ」。)
(「はつゆめ」でしょう~~~~~?!。)
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届いた制服を着たザボン。
家にいたポンカン(息子)と私が笑うので
こっそりと鏡の前でそれっぽいポーズをして。こっそりと。
こっそりと鏡の前でそれっぽいポーズをして。こっそりと。
何をしても笑われるので、半分怒りながら
憧れの制服がうれしくて仕方ないようだった。
憧れの制服がうれしくて仕方ないようだった。