あほたれ報告

地味なオバハンです。流行の最先端は自分で決めます。(ウソです。流行に疎いだけです。)生活に役立つことは・・・、あ~、無理です。

すそ上げ担当大臣

アルバイトのズボンのすそ上げをしなければならない、ポンカン(息子)。


私は
すそあげテープとズボンを手にしてあれこれ言うポンカンに
「学校で裁縫を習ったろう?」と、手を貸さない。




ズボンの長さを自分で決めるのは難しいだろうと
やさしい私(え~)は声をかける。

私「長さを見てあげようか?」
ポンカン「待ち針ある?」
私「あるよ。(貸すのに)50えんね。でも、アンタに裁縫道具を買ってやったろう?」
(50えんが惜しいポンカン、自室から持ってくる。)



アイロンとアイロン台を出したポンカン「あて布、あて布。あて布が無いぞ。」
私「アイロンの袋に入っている手ぬぐいが『(うちの)あて布』だよ~ん。」


ズボンを裏返してやるといいかもね。
内股の縫い目と前後ろの折り目を決めるといいだろうね。
アイロンの温度は大丈夫?
あれこれ触ったけど、左右の長さは同じになってる?
うんうん、大丈夫。誰もズボンの細かいことは見ないよ(!!!)。
(私が自分でやる方が早いわっ。)


すそあげテープの説明書を熟読したポンカンは
立派にすそ上げを遂行し
私から「すそ上げ担当大臣」に任命された。

よかったねぇ。


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こんな調子で
私は子どものことから逃げる。

中学校高校の運動会のゼッケンも水着の名札も、子どもたちが自分でつけたと思う。
曲がって恥ずかしいなら、まっすぐつけ直せばいい。

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ザボン(下の娘)が
「え~。いろいろやってくれるお母さんがいい~。」
と言った。

やったっていいけど

私はあなたたちの面倒をす~っと見られる訳じゃ無いんだよ。