あほたれ報告

地味なオバハンです。流行の最先端は自分で決めます。(ウソです。流行に疎いだけです。)生活に役立つことは・・・、あ~、無理です。

自分に葉書を出す

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旅行先から自分に宛てて出した葉書が届いた。


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若い頃、どこかに行くたび、自分に宛てて葉書を出した。

 

みやげを買う余裕が無かったのもあるし
みやげに興味が無かったのもある。
(今も基本的にみやげに興味は無いんだけどね。)

 

何だろう?
その時そこに自分がいた証明。みたいな?

 

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ダンナの父が行きたがっていた新穂高ロープウェイのてっぺんの
穂高岳が見えるところに
ポストがあった。

 

売店で安い絵葉書と切手をを買って
ダンナの母とザボン(下の娘)とでポストの近くにあった小さなスタンプを葉書に押して
それぞれ葉書を書いた。
(ダンナの母は実家近くに住む私の甥っ子に宛てたかも。)

 

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私の財布に50円切手が1枚入っていたのは、出先から葉書を出していた頃のなごり。
財布を替えても、「葉書を出すかも」と思っていたのかもしれない。
(出さないくせに。)

 

ザボン
オシドリメジロ、どっちがいい?」
と聞いたら
メジロ。」
とぶすっと言ったので、財布の中で熟成されたメジロの切手をやった。

 

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インターネットを知らなかった頃
連絡手段は電話か郵便だった。

 

電話は、おうちの誰が出るか分からない自宅電話だった。
葉書も、家族に見られる可能性大だった。

 

こういうことを今の子どもたちにどれだけ説明しても、理解出来ないだろうなぁ。

 

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新穂高ロープウェイ西穂高口駅「やまびこポスト」にて。中央はダンナの母。
ザボン(右)の機嫌が悪いのは、ロープウェイがコワかったから。

 

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ダンナの両親が帰った。

 

ほっとしたのが正直なところだが
「私はダンナの両親が好き」なことが明確に分かって
ちょっとぼんやりしている。

 

ふだん電話もしないくせに。