寝る気満々だったのに

ザボン（下の娘）とデート。
天気がよかったので、歩いてデート。

ふだんあまり行かないコンビニエンスストアで買い食いをしながら
ひたすら歩いた。

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ランドマークみたいになっているエレベーターの試験の塔（？）を超えた時
ザボンが
「（こんな遠くまで歩いたから）これは友だちに自慢出来る！」
と言った。

（出来ないよっ。）

（こんなところまで歩こうなんてアホなこと誰も考えないよ～。）

（アホです。すいません。）

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目的地に着いて、ザボン。
「地の果てかと思うくらい歩いたのに、まだ先があるんだねぇ！」
（彼女にとって、なんかハードだったみたい。ふふ。）

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会場の外でコンビニサンドイッチ（←妙に好きなの）を食べたらおなかがいっぱいで
「『寝る』に５万点」だった。
（ふたりして出かけて、よく寝てしまうのね。）

寝る気満々で客席に座ったのに
楽しい演奏に手を上げて拍手をしたり「ひゅ～！」と言ったりするのに忙しくて
寝る暇が無かった。

楽しかったよ～。

（音楽のことは分からないんだけどね。）
（伸び伸びと楽しんでいらっしゃる演奏は、上手下手関係無くうきうきした気持ちになる。）

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帰りは、ダンナに車で迎えに来てもらった。
ダンナはこういうのに興味が無い。
ちとつまらない。